外国人と日本人

中国人(台湾?)の若い男の人が一人で食べに来られた。
まったく日本語が通じず、英語は双方とも危うい感じなので身振り手振りで対応することに。
食べ終えたその人は、
「こんにちは!」
と言うもんだからこちらも「???」となる。
よく見ると、お皿には少々食べ残しが見えるではないか。
なんかまずい対応したんかな…?と思ってたら
その人は財布からお金を出そうとしてくるので、チェックアウトしようとしているだけのようだ。
「シェシェ」と言って帰られるその人の背中を見送ると、ふと思う。

たぶん、こんにちは以外の日本語を知らないだけだろう。
食べ残しがあるのも、中華圏では常識で、食べきれないほどの振る舞いをしてもらったことによる礼の習わしである。

それにしても全く言葉が通じないのに、外国人というのはなんのためらいもなく食事をしに来るなぁーと。
こういう積極さは日本人にはあまり見られない。

でもそれは日本人がダメなのではなく、日本を出て外国を目指す必要がないから、という裏返しである。
日本は世界一いい国だと思っています。

この先はその日本も人口の減少とともに、外国人と接する機会が増えることは予想がつくが、少しは慣れておかないといけません。